やんばる通信

 

2009年2月22日

 2月22日も、やんばるの森へ入りました。林道沿いでは、ビロードボタンヅルが、種子を付けていて、今にも風で吹き飛ばされそうでした。リュウキュウイチゴ、ハクサンボク、オキナワスズムシソウ、サツマイナモリ、エゴノキがよく咲いていました。間近で写真撮影の出来る位置にあるオキナワセッコクは、多くの蕾を付けて、数輪開花していました。ヤンバルキヌランもあちらこちらで開花していました。
 しかし、これまで私が見つけた中でも最も立派な、地際から背丈くらいまでビッシリと着生したチケイランの大株、リュウキュウカイロランの開花寸前の大株、レンギョウエビネ、シマシュスラン等がごっそり盗掘されていて、大変ショックを受け、その場に座り込んでしまいました。これらの開花を撮影するために来月も埼玉からやって来ます。個人か業者か知らないが、心ない行為は慎んで貰いたい。厳重に抗議したいと思います。

    
ビロードボタンヅル

 
ハクサンボク

 
ヤンバルキヌラン

 
サツマイナモリ

 
オキナワセッコク


 
ナガミボチョウジ                     ヤブミョウガラン