やんばる通信

 

2009年1月18日

 1月18日、用事で名護に宿泊していたので、山歩きの仲間と一緒に森へ入ることになりました。目的は、コウシュンシュスラン、オキナワセッコクの開花状況確認と、まだ入ったことのない谷間を調査することでした。一番の目的花、コウシュンシュスランは、数株、健康な状態で生育していましたが、花芽はありませんでした。今年の暮れから、来春にかけて、また通うことになりそうです。オキナワセッコクは、気品のある香りを辺りに放ちながら、大株が数輪の花を咲かせていました。また、遅咲きのトクサランが沢山花を付けていました。そして、ヤエヤマヤドリギの大株が親木を枯らし、自分も枯れかかった状態で谷間に倒れていました。皮肉な話ですね。よく観察すると、ヨウラクランと滅多に見ないオオバヨウラクランが、着生していました。

    
ゲンリュウ                        オキナワセッコク


    
トクサラン


   
トクサラン

 
ヨウラクラン

 
オオバヨウラクラン                  ヤエヤマヤドリギ

 
コウシュンシュスラン