やんばる通信

 

2008年12月28日

 12月28日、帰省中の娘たちが友人の所へ行くというので、恒例のやんばるの森、歩き収めに行って来ました。目標は、十数年来入っていない、コウシュンシュスランの谷間。かすかな記憶を手がかりに森を開きながら進んでいきました。しかし、思った以上に草木が生い茂り、3人ともあっちの谷間、こっちの谷間と、意見が分かれ、一つずつ下りては登りを繰り返すうちに、時間が足りなくなり、再度挑戦することになりました。トクサランは今が盛で、数株がきれいに開花して、辺りに気品のある香りを振りまいていました。ヘツカリンドウも、あちらこちらで様々なバリエーションの花を咲かせていました。途中、アリモリソウ、サツマイナモリ、ルリミノキが咲いていました。また、リュウキュウアカガエルが葉っぱの上で、気持ちよさそうに寝ているのに出会いました。そして、ツルラン、オナガエビネ、リュウキュウ、レンギョウエビネといった野生蘭の株が数多く見つかりました。開花期に、また撮影に行く目標が出来ました。

 
ムラサキカッコウアザミ                  カッコウアザミ


    
カンラン緑花 栽培品

 
トクサラン

  
ヘツカリンドウa                      ヘツカリンドウb

 
ヘツカリンドウc                     ヘツカリンドウ


  
サツマルリミノキ

 
リュウキュウアオガエル                     オキナワハイネズ