やんばる通信

 

2008年7月13日

  7月13日、この暑い中、やんばるの森へ行って来ました。森へ入るとすぐに、リュウキュウアオヘビに遭遇しました。しかも、3度も出会いました。無毒の、明るいグリーンと鱗の光沢が美しいヘビで、琉球列島の固有種です。
 今回の目的は、推定、百数十年は立つと思われるシコウランと、アコウネッタイランの開花確認でした。シコウランのある岩場へ行く途中、真っ白なツルランが、あちこちで美しく咲き競っていました。ツルランの写真を撮っていたら、好奇心旺盛な、天然記念物のホントウアカヒゲがやってきて、すぐ目の前の木に留まりました。シコウランは、一つだけ、数日前に咲いたと思われる種子が着いていました。時期的にはこれからなので、またしばらくこの森へ通うことになりそうです。しかし33度の真昼の森は蒸し暑くて大変でした。救いは、清楚なサクラランが、あちこちで花を咲かせていたことです。
  アコウネッタイランの群生地では、3株が蕾を付けていて、一株は2〜3日で咲きそうな感じで、残りは、後一月くらいかかりそうでした。

    
サクララン                          リュウキュウアオヘビ

  
シコウラン

    
ホントウアカヒゲ                                      ツルラン

     
ツルラン

  
ツルラン

  
アコウネッタイラン