やんばる通信

 

2008年6月22日

  6月22日にも案内をして、やんばるの森へ行って来ました。森へ入るとすぐに、イナバラン(環境庁版RDB−絶滅危惧IA類、沖縄県版RDB−絶滅危惧IB類)は、蕾を全て開花させ、真っ白い花を沢山つけて、満開でした。
  林道沿いでは、アオノクマタケランの桃色筋の入ったきれいな花を咲かせた株、クマタケランが、見事な花を咲かせていました。ヒョウタンカズラも、その名の通りの瓢箪型の変わった花を付けていました。
  場所を変えて次の森へ行くと、黒っぽくて梅雨時の短い時期に開花するので、発見が困難なクロムヨウラン(沖縄県版RDB−絶滅危惧IA類)が沢山見つかりました。
  さらに、県道沿いにエダウチヤガラ(沖縄県版RDB−絶滅危惧II類)の満開の株が見つかりました。

    
イナバラン                   

  
キノコの仲間                               ヒョウタンカズラ

  
アオノクマタケラン                               クマタケラン

     
     エダウチヤガラ                        

    
                 クロムヨウラン