やんばる通信

２００８年６月１１日

　６月１１日、やんばるの森へ行って来ました。今回は、下見調査を兼ねて、海洋博記念公園の技官の方も一緒に森の中へ入りました。森の中では、まだタシロランが真っ白い花を付けていて、薄暗い中で際だっていました。目的の一つ、ヤクシマネッタイランは、真っ白いつぼみが膨らんでいましたが、まだ咲いていませんでした。また、前回見つけた冬虫夏草のツクツクホウシタケが数株残っていましたので、今回は掘ってみることにしました。丁寧に掘ってみると、案の定、セミの幼虫にキノコが生えている様子がよく分かり、撮影することが出来ました。観察標本用に、海洋博記念公園へ持っていって貰うことにしました。イナバランは、かなり蕾が高くなってはいましたが、まだ咲いていませんでした。