2008年4月9日
4月9日、関東の植物写真家の方々を案内して、カツウダケエビネの撮影に、やんばるの森へ行って来ました。数日前から、天気予報では雨、しかも前日の夕方からは大雨、雷雨、洪水注意報が出ていたにもかかわらず、森へ入る頃には時折日差しもさす好条件となりました。森の中へ入ってすぐに、満開状態のカツウダエビネが見つかり、甘い香りを辺りに漂わせていました。そして、まだ入ったことのない森の奥へ奥へと入っていくと、開花株が7株、蕾を付けた株が3株、小苗数株、合計十数株見つかりました。また、アリサンムヨウランの20株程開花している株もありました。そして、オオハンゲ、ユウコクランが地味な花を咲かせていました。さらに、シコウランの推定100年は越すだろうと思われる大株も見つかりました。開花時期が楽しみです。湿度が高かったせいか、久しぶりにリュウキュウヤマガメに出会いました。 |