やんばる通信

 

2008年2月11日

   2月11日も、北海道の方を案内してやんばるの森に行って来ました。林道沿いでは、アカホシタツナミソウやサツマイナモリ、オキナワスズムシソウ、キツネノボタン、リュウキュウイチゴが満開になっていました。ビロウドボタンヅルは、完全に花が終わり、結実していました。また、昨年不作だったヘツカリンドウが、なんとこの時期に花を付けており、ダブルの花をつけたのも見つかりました。
 森の中では、ヒメサザンカやサクラツツジの清楚な花が残り花を咲かせ、ヒメフタバランも数株、咲いていました。また、1月14日に見つけた絶滅危惧種のオキナワセッコクの大株は、見事な花を咲かせ始めていました。チケイランの大群落は、残り花がかろうじて付いていました。そして、リュウキュウカイロランと、ヤンバルキヌランの今にも咲きそうな株に出会いました。帰り際、国の天然記念物のカラスバトに遭遇しました。

  
アカホシタツナミソウ                       ビロードボタンヅル

  
ハクサンボク                           カゴメラン

  
ヘツカリンドウ

  
ヘツカリンドウ                         ヘツカリンドウダブル咲き

  
ヒメフタバラン

  
カラスバト                              キツネノボタン

  
ナンカクラン                            リュウキュウイチゴ

  
サクラツツジ                             サツマイナモリ

  
オキナワスズムシソウ

  
オキナワセッコク

         
チケイラン                   

         
リュウキュウカイロラン                            ヤンバルキヌラン