やんばる通信

 

2007年12月30日

  12月30日に、2007年の山歩き納めに行って来ました。森の中では、ヒメサザンカやサクラツツジの清楚な花がが咲き出し、ヒメフタバランの緑色や薄茶色の花があちらこちらで咲いていました。また、新しく入った谷間では、絶滅危惧種のオキナワセッコクの大株が数十株も見つかり、開花を観察する目標が新たに増えました。そして、トクサランやカシノキラン、ヒメトケンラン、オナガエビネ、ツルラン、チケイラン、レンギョウエビネ、シコウラン等の貴重な植物に沢山出会いました。
  林道沿いでは、今年遅れ気味のヘツカリンドウが咲き出し、ビロウドボタンヅルが満開になっていました。また、センリョウ、マンリョウ、アリドウシ、アオノクマタケラン、リュウキュウミヤマシキミの赤い実が、新しい年を祝うかのように赤く色づいていました。

  
ビロードボタンヅル

   
ヘツカリンドウa                           ヘツカリンドウb

  
ヘツカリンドウc                          ハクサンボク

  
ヒメフタバラン(グリーン)

  
ヒメフタバラン(薄茶)

  
コブラン                              ?ラン

   
リュウキュウミヤマシキミ                       リュウキュウヤマガメ

  
サクラツツジ                             シコウラン

  
チケイラン                             トクサラン