やんばる通信

 

2007年12月9日

  関東の写真家の皆さんを案内して、やんばるの森へ行って来ました。お目当てのクニガミシュスランは、4〜5株がいい状態で咲いていました。前回、ツユクサシュスランとしたのは、正開咲きであることから、どうやらクニガミシュスランのようです。株だけでは、専門家もほとんど見分けがつかないようです(正開咲きか半開きかの違い程度)。森の中では、ルリミノキ、センリョウ、アオノクマタケランが色づき、トクサランやヒメサザンカ、シキミの花があちらこちらで花を咲かせ、甘い香りを漂わせていました。また、いつもの場所で、チケイランが新鮮な花を付けていました。
  林道沿いでは、アリモリソウが満開で、マルバハグマの花が、残り少ない花を咲かせていました。

   
チケイラン

   
ヘツカリンドウ                           クニガミシュスラン

               
クニガミシュスラン

  
マルバルリミノキ                            アリモリソウ


              
アリモリソウ                               マルバハグマ