やんばる通信

 

2007年12月1日

  12月1日、約1ヶ月ぶりにやんばるの森へ行って来ました。林道沿いで、さっそく環境省レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されている、リュウキュウアカガエルに出会いました。また、アマミヒサカキの花がひっそりと小さな花を付けていました。マルバハグマの花は、満開状態でした。
 森の中では、ルリミノキ、センリョウ、アオノクマタケランがきれいに色づいていました。先月、蕾の上がっていたクニガミシュスランは、4〜5株が咲いていました。また、ヤッコソウが露出したシイノキの根元に、見事に着生しているのがありました。トクサランは、あちらこちらで多くの花を咲かせ、森の中に甘い香りを漂わせていました。そして、カンランの自生地がいくつか見つかりました。いつの日か自然状態で、カンランの開花に出会いたいものです。

  
リュウキュウアカガエル                        アマミヒサカキ

   
森                                ルリミノキ

   
クニガミシュスラン

               
クニガミシュスラン

  
クニガミシュスラン                            ヤッコソウ


              
マルバハグマ                                 カンラン

   
トクサラン

   
トクサラン