やんばる通信

 

2007年10月27日

  10月27日に、関東の写真家KさんとYさんを案内して、やんばるの森へ行って来ました。9月30日に、林道沿いの脇で見つけたリュウキュウサギソウ(イトヒキサギソウ)は、予想通り、その名のごとく繊細な姿で満開でした。近くには、天然記念物のハナサキガエルやリュウキュウヤマガメも顔を見せていました。また、マルバハグマが咲き出していました。森の中では、シロシャクジョウ、ヤクシマヒメアリドオシランも、かろうじて1花だけ咲いていました。先月、芽吹いていたヤッコソウは、あちこちでちょうど花盛りでした。ヤクシマアカシュスランやクニガミシュスランは、もう花が終わっていました。そして、その周辺で探索しているとき、終わりかけの地生ランが目に留まり、一応撮影しておきましたが、帰宅して検索してみたら、なんと、未撮影のカゲロウランでした。もっときちんと全草も撮影しておくべきでした。
   渓流では、リュウキュウツワブキがきれいに咲いていました。クニガミトンボソウ(ソノハラトンボソウ)も、数株が満開状態で迎えてくれました。

  
ハナサキガエル                        リュウキュウツワブキ

   
リュウキュウツワブキ

   
            シロシャクジョウ                   クニガミトンボソウ(ソノハラトンボソウ)

               
クニガミトンボソウ                              マルバハグマ

  
リュウキュウサギソウ


              
リュウキュウサギソウ

   
ヤクシマヒメアリドウシラン                        ヤッコソウ    

   
カゲロウラン