やんばる通信

 

2007年10月8日

   6〜7日に引き続き、Yさんを案内してやんばるの森へ行って来ました。林道沿いには、さまざまな種類の蝶たちが乱舞していました。森へ入ってしばらく行くと、この時期にはとっくに咲き終わっているはずのツルランが、なんとまだ咲いていました。最近、急激に減少している、カゴメランの群落が見つかり、蕾を付けた株も何株かありました。
  10月になってもまだまだ続く酷暑の中、ようやく頂上へ到着し、オオオサランの株を探してみたら、予想に反して見事な開花株が数株見つかりました。頂上の断崖絶壁の岩場に、へばりつくように生育し、半透明の淡いクリーム色というか、淡い翡翠色というか、表現しがたい美しい花を人知れず咲かせ
ている様は、可憐さを通り越して、いとおしさを感じました。
 帰り際、タイワンホトトギスの自生地へ下見に行って来ましたが、雑草に覆われて咲き始めていました。

  
ツルラン                              カゴメラン

   
オオオサラン

  
オオオサラン

  
オオオサラン

  
オオオサラン                         ツマムラサキマダラ

  
ツルボ                             タイワンホトトギス