やんばる通信

 

2007年9月15日

   9月8日に、関東の写真家の皆さんを案内して、やんばるの渓流へ行った時に発見した、タネガシマムヨウランらしきムヨウランの開花を確認しに、9月15日、台風接近の中、やんばるへ行って来ました。
  家を出るときは土砂降りでしたが、運良く、渓流へ着いた頃は風雨が収まっていて、撮影することが出来ました。しかし、この花にはタネガシマムヨウラン独特の紫色の筋がなく、かといって他にこのような形態の花に記憶がありません。もしかしたら、タネガシマムヨウランの白化品ではないかと思われます。クニガミトンボソウ(ソノハラトンボソウ)も、数株が満開状態で迎えてくれました。遅咲きのシマイワカガミもきれいに咲いていました。
   撮影中、好奇心旺盛のホントウアカヒゲが、至近距離までたびたび来て、私たちの様子を観察していました。撮影が終わり、渓流を後にした時には、またもとの土砂降りの天気に戻っていました。

  
ハシカンボク                            ホントウアカヒゲ

   
シマイワカガミ

  
クニガミトンボソウ(ソノハラトンボソウ)

  
クニガミトンボソウ(ソノハラトンボソウ)

  
タネガシマムヨウラン(白化?)

  
タネガシマムヨウラン(白化?)


  
タネガシマムヨウラン(白化?)