やんばる通信

２００７年９月８日

   ９月８日に、関東の写真家の皆さんを案内して、やんばるの渓流へ行って来ました。森へ入ると、シロオニタケや得体の知れない、いろいろなキノコに出会いました。渓流へ着くと、クニガミトンボソウが待ちかまえていたように、一株だけ花を開いていました。周りの数株は、蕾を上げていましたので、当分は開花が見られそうです。小さくて、花の確認もしにくいコケタンポポも、岩場にしっかりと花を咲かせていました。
   また、森の中ではタネガシマムヨウランらしきムヨウランに出会いました。しかし、花茎や蕾に筋が入ってなく、別種かもしれないので、次回、確認してきたいと思っています。更に、オナガエビネが大柄の花を咲かせ、辺りに妖艶な雰囲気を漂わせていました。
  林道沿いでは、コウトウシラン、トサカメオトラン、オキナワヒメランが、咲き出していました。