やんばる通信

 

2007年7月22日

   7月22日に、急に山歩きの誘いがあり、大急ぎで支度をしてやんばるまで行って来ました。オナガエビネやツルランの開花時期でもあり、期待して森へ入りました。以前、タカツルランの撮影に行った森なので、そこへも寄ってみました。5月20日の撮影でしたので、結実していてまさか咲いてはいないだろうと思っていましたが、驚いたことに数輪まだ開いているのがありました。同行者の中には初めて見る人もいて、大喜びで写真に収めていました。しばらくして谷間へたどり着くと、ヒナノシャクジョウが出迎えてくれました。数年ぶりの発見であり、皆、その清楚な美しさに感動していました。沢沿いの谷間では、水の好きなガラスヒバー(有毒の蛇)が、人の気配を感じて逃げていきました。お目当ての夏咲きエビネは、オナガエビネの株が沢山ありましたが、咲いていたのは一株だけでした。でも、青紫の美しい姿で、辺りに優雅な雰囲気を醸し出していました。帰り際には、キクラゲが沢山見つかり、良い土産となりました。

  
タカツルラン

   
タカツルラン                          ヨウラクラン

  
渓流

  
ガラスヒバー                             ?キノコ

  
ヒナノシャクジョウ

  
オナガエビネ