やんばる通信

 

2007年6月9日

  2005年10月1日に見つけた、岩場に着生したシコウランの大株の開花状況を確認しに行って来ました。一回り大きくなっていましたが、残念ながら蕾もまだ確認できませんでした。しかし、周辺で新たな大株が見つかりました。なかなか至近距離で撮影できる野生蘭ではないので、再度予測を立て直して撮影に行くことにしました。森の中では、ユウレイランがその名の通りに、白い小さな花をひっそりと咲かせ、イモネヤガラが地味な茶色の花を咲かせていました。また、見事な斑入りのルリミノキやサクラランが見つかりました。サクラランは、さまざまなタイプの花が開花していました。そして、最近なかなか見つからないカツウダケエビネに出会いました。さらに、ナギランの大株、数株が蕾を付けていて、開花目前でした。開花時期を見計らって撮影に行く予定です。
 林道沿いでは、ヤンバルセンニンソウやタチバナゲットウが花を咲かせ、メジロホウズキが宝石のような真っ赤な実を付けていました。

  
斑入ルリミノキ                       斑入サクララン

   
カゴメラン                           カツウダケエビネ

  
ユウレイラン

  
タチバナゲットウ                         メジロホウズキ

  
オキナワテンナンショウ                        オオオサラン

  
シコウラン

     
リュウキュウツルコウジ                      サクララン

     
サクララン                          サクララン桃花

     
ヤンバルセンニンソウ                       イモネヤガラ

               
イモネヤガラ

     
ナギラン