やんばる通信

 

2007年4月12日

  4月12日、カツウダケエビネとカツウダケカンアオイの撮影目的で、森へ行ってきました。入るとすぐに、アコウネッタイランとムサシアブミの群落に出会いました。ムサシアブミは休眠に入る手前でしたが、見事な斑入りの株がありました。幾度か撮影に行っている、カツウダケカンアオイの大群落は、足の踏み場もないくらいのすごい量で、これまでで最高の状態の花を咲かせていました。また、久しぶりに冬虫夏草に出会い、丁寧に掘り進んでみたら、何かの蛹に寄生しているのを撮影することが出来ました。カツウダケエビネの大株も見つかりましたが、残念なことに、数日前に落花したばかりの状態でした。森の中では、ユウコクランの花が次々と咲き出し、中には、斑入りの株や緑色の花を咲かせている株もありました。
 林道沿いでは、オキナワチドリの桃色無点花やムラサキサギゴケの白花、シランの花の群落が見つかりました。


  
アコウネッタイラン                   斑入ムサシアブミ

   
カツウダケカンアオイ

  
カツウダケエビネ                          冬虫夏草

  
冬虫夏草

  
ユウコクラン

   
ユウコクラン緑花

  
ユウコクラン斑入                        オキナワチドリ桃色無点花

  
シラン

  
ムラサキサギゴケ白花