やんばる通信

 

2006年12月30日

  2006年の山歩き納めに行って来ました。森の中では、オキナワスズムシソウの清楚な花が咲き乱れ、センリョウ、マンリョウ、アリドウシの赤い実が新しい年を祝うかのように赤く色づいていました。また、ヒメサザンカやサクラツツジが咲き出し、また、絶滅危惧種のオキナワセッコクの花が咲き出し、サツマイナモリやトクサラン、カシノキラン、ヒメトケンラン、オナガエビネ、ツルラン、チケイラン、リュウキュウアイ等の貴重な植物に幾つも出会いました。特に、危急種のレンギョウエビネの大株が何株も着生しているのがあり、開花時期に皆で再挑戦する事にしました。林道沿いには、オキナワサルトリイバラが真っ赤な実をどっさり付けていました。また、帰り際に寄った海岸の岩場では、アキノキリンソウ、オキナワギク、ホソバワダン、シキミの可憐な花が咲いていて、疲れを癒してくれました。斑入りシラタマカズラもありました。 

  
ヘツカリンドウ                             コケ

   
オキナワセッコク                          レンギョウエビネ

  
リュウキュウアイ                         リュウキュウイチゴ

  
オキナワスズムシソウ

  
ムラサキシキブ                         オキナワサルトリイバラ

  
アキノキリンソウ                           オキナワギク

   
ホソバワダン                           斑入りリュウキュウマツ

  
斑入りシラタマカズラ                           シキミ