やんばる通信

 

2006年12月9日

  本土の植物写真家の方を案内して、オキナワギクの開花を撮影する目的で、やんばるの東海岸へ行って来ました。オキナワギクは、沖縄県の固有種で、絶滅危惧種ですが、近年は道路改良工事等で、海岸沿いの岩場が削られて、自生地がどんどん少なくなっています。この海岸は、工事の影響を受けにくい場所なので、かろうじて多くの株が残っています。砂浜を進み、目的の場所へ着くと、オキナワギクは予想通り可憐な花を満開状態で迎えてくれて、みんな夢中になって撮影していました。最高の状態の花を撮影することが出来て、写真家の方は大喜びでした。
  しかし、こんなに美しい、ジュゴンの生息する海岸に、新たな基地を作る必要があるのか、人間の行為に疑問を感じます。

  
オキナワギク

  
オキナワギク

      
オキナワギク                                     対岸はキャンプシュワブ

  
オキナワギク

  
オキナワギク

  
海岸風景                                       褶曲の絶好の見本