やんばる通信

 

2006年1月22

 やんばるの森でも、年に1〜2回、冬場のこの時期にしか足を踏み入れない山へ行って来ました。その理由は、この森はあまりにもハブが多くて、他の時期は危険なためです。
 森の中では、エゴノキ、オキナワスズムシソウ、ヒメサザンカ、サザンカ、ツバキ、サクラツツジ、ハマヒサカキ、サツマイナモリの花が咲いていました。特に、ヒメサザンカが大変多い森で、満開の株がたくさんあり、前日の雨で落ちた無数の花が、まるで真っ白な絨毯を敷き詰めたようで、幻想的な光景でした。また、滅多に見つからないタカツルランが、数株見つかりました。残念ながら開花にはまだまだでしたが、昨年開花したと思われる、種子を着けた株もありました。そして、食用になるのかどうかよくわからない数種類のキノコにも出会いました。

  
原生林                            ハマヒサカキ

   
ヒメサザンカ                            ?キノコ

  
?キノコ

  
キレツチトリモチ                           サクラツツジ

  
サツマイナモリ                          シコウラン

  
タカツルラン