やんばる通信

 

2005年10月22日

  今回は、「花調べ」のkeikoさんを案内して、マルバハグマとルリシャクジョウの開花を撮影する目的で、やんばるの森へ行って来ました。マルバハグマは、例年より開花が遅れていて、かろうじて数株が開花していました。また、本命の非常に見つけにくくて貴重なルリシャクジョウは、いつもの場所にひっそりと開花していて、綺麗な瑠璃色で一同を迎えてくれました。
 また、森の中には、絶滅危惧種のカンラン、オキナワセッコク、危急種のトクサラン、レンギョウエビネ、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、オナガエビネ、ツルラン、ナギラン、ヤクシマヒメアリドウシランなど、多くの貴重な植物がありました。そして、天然記念物のリュウキュウヤマガメにも出会いました。


  
アリモリソウ                ヌスビトハギ

  
マルバハグマ

  
ルリシャクジョウ

  
スズメノトウガラシモドキ                    ヤクシマヒメアリドウシラン