やんばる通信

 

2005年10月1日

   オオオサランが開花しているとの情報を得て、急遽、花を見に行って来ました。一株の花の開花期は1週間程度と短いので、果たして残っているだろうかと不安を抱きながら山へ入りました。聞いていた株は案の定すでに散っていて、かろうじて2輪だけ残っていました。気落ちしながら、周辺をくまなく調査してみると満開状態の良好な株が何株もあり、状態の良い写真が多数撮れました。まだ蕾の状態の株も何株もありましたので、しばらくは楽しめそうです。また、嬉しいことに、群落の数が増加していて、大株になっているのもたくさんありました。さらに、最近激減して滅多に見ることができなくなっているシコウランの大株が、岩場にしっかりと着生しているのが確認できました。
 帰り際、コノハチョウが姿を見せて、目の前に止まってポーズを取ってくれました。

  
オオオサラン

  
オオオサラン

  
オオオサラン


  
 
オオオサラン

  
シコウラン                 アコウネッタイラン

  
コノハチョウ