やんばる通信

 

2005年8月14日

  今回は、昨日に続き、Yasukoさんを案内して、シマイワカガミとルリシャクジョウの開花を撮影する目的で、やんばるの森へ行って来ました。この森では昨年の8月14日、シマイワカガミとルリシャクジョウの開花を確認していましたので、今回の日程計画上の目安となりました。目的のシマイワカガミは、予定通りちょうど満開していました。また、非常に見つけにくくて珍しいルリシャクジョウも、いつもの場所に群落で開花し始めていて、新鮮で見事な瑠璃色で迎えてくれ、一同、感動のため息で夢中に撮影しました。
 また、森の中では、絶滅危惧種のカンラン、オキナワセッコク、危急種のトクサラン、レンギョウエビネ、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、オナガエビネ、ツルラン、ナギランなど、多くの貴重な植物に出会いました。そして、天然記念物のホントウアカヒゲとリュウキュウヤマガメ(なんとこれまでの1日最高目撃記録の12匹)にも出会いました。
   帰路、日没時に咲き出すサガリバナを見に行きました。最盛期はとっくに過ぎているものと思っていたら、Yasukoさんを歓迎するかのように、2度目の開花をしていて、周囲に甘い香りを漂わせていました。  
  
ハシカンボク              カシノキラン

  
ルリシャクジョウ                   ヒナノシャクジョウ

  
 ヒメハブ                        キノコ

  
シマイワカガミ

  
オナガエビネ                    サガリバナ

  
サガリバナ