やんばる通信

 

2005年8月1日

 7/31(日)、8/1(月)とやんばるへ行く業務があり、午後からは日程が空いていたので、急遽、山歩きのメンバーと調整をして、森へ行ってきました。夏咲きエビネの花を撮影するため、今回は、数年前に入ったことのある谷間へ入りました。森の中では、危急種のツルラン、オナガエビネ、その交雑種のリュウキュウが咲いていました。また、絶滅危惧種のカンラン、オキナワセッコク、危急種のトクサラン、レンギョウエビネ、トクサラン、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンランなど、多くの貴重な植物に出会いました。それと、天然記念物のリュウキュウヤマガメ、ホントウアカヒゲ、コノハチョウに出会いました。特にコノハチョウは、1mの至近距離まで近づいてきて目の前にとまり、羽を広げたきれいな写真が撮れました。さらに、沖縄島北部地域にのみに分布する絶滅危惧種のハナサキガエルも見つかりました。  
  


  
カンラン

  
 カンラン                キノコの仲間

  
 コノハチョウ

   
オナガエビネ

   
オナガエビネ

    
リュウキュウ(ユウヅル)

    
リュウキュウ(ユウヅル)           シロオナガ    

    
  ツルラン             ハナサキガエル