やんばる通信

 

2005年2月12日

 今回は、12月30日に確認したオキナワセッコクの大株が大量にあった場所で、その開花を撮影するため、やんばるの森へ行って来ました。森の中では、オキナワスズムシソウ、ハクサンボク、サツマイナモリ、リュウキュウイチゴの花が咲き出し、絶滅危惧種のカンラン、オキナワセッコク、危急種のトクサラン、レンギョウエビネ、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、オナガエビネ、ツルラン、ナギラン、ヤクシマヒメアリドウシランなど、多くの貴重な植物に出会いました。目的のオキナワセッコクは、今年は開花が遅れているのか、残念ながら1輪だけしか確認できませんでした。しかし、前回確認のオナガエビネの蕾は見事に開花していて、この季節はずれの花に一同大感激でした。道すがら、微笑ましいカルガモの親子にも出会いました。

  
  観察会                       ハクサンボク

  
ヒモラン                            カンラン

  
ナンカクラン                          エダウチホコリダケモドキ

  
オキナワスズムシソウ

  
オナガエビネ                      オナガエビネ

   
サツマイナモリ                       サツマイナモリ

   
カルガモ                        リュウキュウイチゴ

    
      サクラツツジ                          リュウキュウシロスミレ2色咲き