やんばる通信

 

2004年12月26日

  やんばるのまだ入ったことのない渓流の最上流部を目指して、原生林を探索してきました。渓流の中や岩山を登り降りしてかなりハードな行程でしたが、森に入るとすぐに絶滅危惧種のオキナワセッコクの大株があり、白い香りのいい花が咲き出していて、一同大喜びでした。渓流沿いではサツマイナモリやトクサランの花が咲き乱れ、オキナワスズムシソウの満開の群落は可憐で疲れが癒されました。また、滅多に見られないヤクシマヒメアリドウシランの花が一輪だけ咲いているのが見つかりました。そして、危急種のレンギョウエビネ、カシノキラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、オナガエビネ、ツルラン、チケイラン等の貴重な植物に出会いました。特に、ヒメトケンランの大群落が見つかり、2月の開花時期にぜひ再挑戦したいと思いました。 

  
オキナワセッコク              カシノキラン

 
観察会                   観察会

 
 観察会                フサホウキタケ

 
ヒメトケンラン               トクサラン

 
ヤクシマヒメアリドウシラン         ヤクシマヒメアリドウシラン

 
サツマイナモリ               サツマイナモリ

 
源流                   源流 

  
オキナワスズムシソウ

 
無名滝                 無名滝

 
無名滝                   無名滝

 
チケイラン                 チケイラン