やんばる通信

 

2004年8月22日

  7月22日に、足の踏み場もないくらいの数千本のオナガエビネの大群落に遭遇しましたが、その開花を撮影するため、再度やんばるの森へ行って来ました。今年、なぜか毎週接近する台風の合間を縫って森へ入りましたが、不安が的中して、オナガエビネはそのほとんどが落花していました。かろうじて残っていた花は見事な紫色で迎えてくれました。来年はぜひ満開の状況を撮影したいと目標が出来ました。森の中では、絶滅危惧種のオキナワセッコク、危急種のトクサラン、レンギョウエビネ、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、、ツルラン、シマイワカガミなど、多くの貴重な植物がありました。また、天然記念物のホントウアカヒゲ、リュウキュウヤマガメ、沖縄島北部地域にのみに分布する絶滅危惧種のハナサキガエルにも出会いました。

  

  
ハナサキガエル                 ハシカンボク白花

  
ハシカンボク白花                      ハシカンボク白花

  
 オナガエビネ                          オナガエビネ

  
 オナガエビネ                         オナガエビネ