やんばる通信

 

2004年8月15日

  友人のエコツアーガイドの手伝いで、やんばるの森へ行って来ました。今回は、シマイワカガミの開花を観察する目的で森へ入りました。森の中では、絶滅危惧種のカンラン、オキナワセッコク、危急種のトクサラン、レンギョウエビネ、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、オナガエビネ、ツルラン、シマイワカガミなど、多くの貴重な植物に出会えました。中には、地生蘭のはずのオナガエビネが樹上に着生した珍しい光景にもぶつかりました。目的のシマイワカガミは、ちょうど満開していました。また、非常に珍しいルリシャクジョウの群落を発見し、感動でした。それと、天然記念物のヤンバルクイナ、ホントウアカヒゲ、リュウキュウヤマガメ(なんと8匹も)、絶滅危惧種のオオサワガニにも出会いました。
  

  
オナガエビネ              オナガエビネ

  
オナガエビネ                   観察会

  
 ナギラン                    ナギラン種子

  
 ルリシャクジョウ                     カシノキラン   

  
ハシカンボク                    ヒメトケンラン

  
  ガラスヒバア                リュウキュウヤマガメ

  
オオサワガニ                  シマイワカガミ