やんばる通信

 

2004年7月4日

  久しぶりにやんばるの原生林へ行って来ました。今回は、まだ入ったことのない谷間へ、自分たちでルートを空けながら、どんどん入り込みました。下の画像を見れば雰囲気がわかるでしょうか。川の源流域、最初の一滴、岩の透き間から滴るように水の湧き出している場所にいくつもぶつかりました。森の中では、危急種のオナガエビネ、ツルラン、リュウキュウエビネが咲き出していました。また、アカバシュスラン、トクサラン、ヒモラン、レンギョウエビネ、カシノキラン、チケイラン、ヒメトケンラン、ナンカクラン、オオタニワタリなど、多くの貴重な植物に出会えました。そして、ルリミノキのきれいな斑入りの株も見つかりました。それと、天然記念物のリュウキュウヤマガメに、今回は生まれたばかりの赤ちゃんガメから親ガメまで5匹も出会いました。また、山歩き仲間のパイン畑で、なんとも珍しい石化パインが出現しました。
  
原生林                   源流

  
 無名滝                      無名滝

  
 リュウキュウヤマガメ              リュウキュウヤマガメ

  
 リュウキュウヤマガメ                  シマイワカガミ   

  
オナガエビネ                     ツルラン

  
リュウキュウ                    石化パイン