やんばる通信

2004年1月3日

 正月の3日、早速やんばるの原生林へ、山歩きの仲間6名で行って来ました。道なき森を歩くこと6時間半、大変ハードな行程でした。途中、天然記念物のリュウキュウヤマガメが、新年の挨拶に親子で現れました。今年もいい年になりそうです。森の中は、千両、万両、アリドウシ有り通し・蟻通し)の実が鈴なりでした。やんばるの森は、文字通り宝の山かも? ルリミノキもびっしりと実を付け、以前に見た与那覇岳の谷間をはるかに上回る群落に出会いました。リュウキュウミヤマシキミも真っ赤な実を付け始めていました。また、ヒメサザンカ、ツバキ、サクラツツジ、セイタカスズムシソウ、トクサラン、サツマイナモリもたくさん咲いていて、まるでお花見のようでした。やんばるの森の中は、この時期、一年中で最も彩りにあふれる季節です。初めて見るムヨウランの仲間と、怪しげなキノコを撮影することが出来ました。

  
福地ダム源流                  アリドウシ

  
    マンリョウ                    リュウキュウヤマガメ                           

  
リュウキュウミヤマシキミ                スッポンタケ  

  
エダウチホコリダケモドキ                    トクサラン