やんばる通信

 

2003年12月20日

  アキザキナギランの自生地での開花を撮影するために、またまたやんばるの森へ行って来ました。今度こそは開花しているものと期待していましたが、これまで確認していた蕾は、どうした事か、枯れ上がってしまっていました。これも自然の摂理というには、あまりにも残念でした。幸いなことに近くの株が開き始めていて、何年も追いかけていた花をようやく撮影することが出来ました。4株に合計6本の花芽が上がっていますので、アクシデントがなければこれから一ヶ月以上は花を楽しめそうです。琉球列島のアキザキナギランは大型で、本土産のものとは明らかに形状が違うと言うことで、オオナギランと改名されるようです。(琉球大学生物学科教授談)
 また、近くの森では、ムヨウランの一種?が開花していました。こちらは前回偶然見つけ、期待通り、開花の初撮影に成功しました。これだから森へ行くのはやめられないというわけです。また、気の早いムサシアブミの花も咲いていました。

  
 アキザキナギラン(オオナギラン)     アキザキナギラン(オオナギラン)

  
アキザキナギラン(オオナギラン)        ムサシアブミ                           

  
 タネガシマムヨウラン                  タネガシマムヨウラン