やんばる通信

 

2003年12月7日

  ルリミノキの谷間を見るために、久しぶりにやんばるの森へ行って来ました。昨年は、9月の台風の影響で、実ものはほとんどだめでしたが、今年は秋口に大きな台風が接近しなかったので、どの山へ行っても木の実が大豊作です。この谷間は結構広いのですが、なぜかルリミノキだけの大群落になっており、結実の時期に森に入ると、あたり一面きれいな瑠璃色に包まれて、それは幻想的な雰囲気に浸れます。管理人はこの瑠璃色が大好きなので(ロゴにもこの色を多様)、毎年、この場所を訪れます。今年は、ちょうどタイミングがぴたりと合致して、360度見渡す限り瑠璃色の世界で、感動しました。深い森の懐に抱かれて、体中にエナジーをいっぱいため込むことができました。(これが森へ向かう理由なのかも?)また、サザンカ、ヒメサザンカ、サクラツツジ、シキミ、チケイラン、トクサランなどが咲き出し、アオノクマタケラン、センリョウ、マンリョウ、ハクサンボクが真っ赤な実を着けて、彩りを添えていました。
  
ルリミノキの谷               ルリミノキ

  
   サクラツツジ                    ヘッカリンドウ

  
 シキミ                      チケイラン