ラン科 ボウラン属

リュウキュウボウラン(琉球棒蘭)

Luisaerides liukiuensis

リュウキュウボウラン  リュウキュウボウラン
沖縄県東村 2007.01.03

リュウキュウボウラン  リュウキュウボウラン
沖縄県東村 2007.02.03                                      沖縄県東村 2008.04.20




【特  徴】常緑の多年草。茎は堅い円柱形で束生し、高さ10〜70p。葉は円柱形の緑色の棒状で、長さ6〜12pの茎のように見え、多数出る。花は茎腋から総状花序になり、数花をつける。花は乳白色で、背面が赤みを帯び、唇弁は紫褐色となり、全体の大きさは5〜7p。萼片と花弁は長楕円形で、唇弁は肉厚となり、3列し、中央裂片は大きく、長楕円状舌形。先端は長くのび、2浅裂する。
 新種として記載された時にただ1度報告があるだけで、その後、全く確認されていない。ボウランとナゴランの属間雑種とされる。画像は、友人が所有する株が開花したもの

【生育環境】山地の自然林の樹幹に着生する
【分  布】沖縄本島北部
【開花時期】1〜4月
【カテゴリ-】絶滅種