【特 徴】草丈10〜35cmの多年草。根元に数枚、細くてやや長い葉が付く。花茎から伸びる子房は緑色で、茎に沿って上に伸び、その先端に付く花は真横に向かって咲く。花は小さく、5弁が淡紅色で花茎に巻き付くように螺旋状に付く。萼片、子房などに毛を生じる。右巻きと左巻きの両方がある。 稀に白色があり、これをシロバナモジズリ(f. albescens)と言う。 和名の由来は、花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」から。 ネジレバナ、ネジリバナ、ネジリソウと呼ばれる事もある。 沖縄に自生するナンゴクネジバナは、花期が3〜5月であり、ネジバナはそれより暫く後で開花する。萼片、子房などに毛が生えているがナンゴクネジバナには毛が無いのも違いである。 【生育環境】日当たりのよい芝地や原野、道路脇 【分 布】北海道〜九州〜沖縄 【開花時期】4〜10月 【カテゴリー】 |