ヤクシマスミレ(屋久島菫)
Viola iwagawae

スミレ科スミレ属

    
沖縄県東村 2004.2.8                                              沖縄県国頭村 2004.4.15

   
   沖縄県国頭村 2004.4.15                     沖縄県国頭村2004.4.15 6枚弁

   
沖縄県国頭村2004.5.16

   
沖縄県国頭村2004.5.16

   
沖縄県国頭村2005.11.27                       沖縄県東村2006.05.04

   
沖縄県東村2006.05.04                       沖縄県東村2006.9.24 種子

   
沖縄県東村2007.01.27

   
沖縄県国頭村2007.03.18



沖縄県国頭村 2018.09.16



沖縄県国頭村 2018.09.16


   
沖縄県国頭村 2018.09.16



沖縄県国頭村 2019.03.01



ヤクシマスミレ(ミヤマスミレ類)
【特   徴】  草丈3〜7pの小形の多年草で、地下茎は短く、地中を浅く横走する細くて長い根を多数出し、その所々から新個体を生ずる。葉は、三角形〜心形までと変化に富み、長さ0.5〜1.5pである。縁は、先の円い鋸歯が3〜5個ある。表面は、濃緑色で葉脈沿いにやや毛があり、裏面は淡緑色で無毛である。花は直径1〜1.5p、花弁は白色で唇弁と側弁に紫色の筋が入る。外面が淡紫色を帯びるものもある。側花弁の基部には少数の短毛がある。屋久島や奄美大島では山地のコケの多い陰湿な林床に見られるが、沖縄島では山地の渓流沿いの岩上に群生する。沖縄島では、北部の5河川にだけ生育し、そのうち1河川ではダム建設により絶滅した。他の地域でも個体数は極めて少ない。
        
【分   布】 九州(屋久島、奄美、徳之島)、沖縄本島
【生育地】 山地の渓流沿いの湿った岩上
【花   期】 1〜5月
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