もちろん津堅島のマンホールも案内板もニンジン |
「トマイ浜」(津堅ビーチ)
西海岸のトマイ浜は、緩やかなカーブを約1kmに渡って描く、細かい白砂の美しいビーチです。海は大変穏やかで透き通っていて、遙か彼方まで見通すことが出来ます。水深が段々と深くなるので、干潮時でも泳げますが、注意の必要な海です。隣接して売店や民宿、キャンプ場があり、ハブの生息しない島として、安心してキャンプが出来ます。沖縄本島からの家族連れが多く、海水浴やマリンレジャー、ビーチパーティーを楽しんでいます。対岸には本島の勝連半島・ホワイトビーチ(勝連半島にある米軍港)・中城湾もクッキリ見えます。
ビーチの横には、民宿「神谷荘」があります。駐車場、トイレ、シャワールーム、バーベキューテラス等の手入れの行き届いた設備もあり、ここからみるトマイ浜はとても綺麗です。また、日帰り観光客への食事やシャワー等の施設も、わずかな料金で提供してくれて、今回、とても助かりました。日頃の街中の喧騒を忘れ、のんびりと綺麗なビーチを眺めて、ゆったりとした時間を過ごせる癒しの場所です。
そのような島の環境の中でのびのびと育った、歌手の神谷千尋(かみやちひろ)さんは、今、人気上昇中の清らかな声の持ち主の歌姫です。
|
|
「ヤジリ浜」
島の北側にある遠浅のきれいな浜で、トイレやシャワールームなどの施設は何もありません。正面に無人島が見え、干潮時には歩いて渡ることが出来ます。古いサバニが放置されているだけで、全く人影がありませんでした。
|
|
「ホートゥガー」
鳩が見つけた泉の言い伝えがある伝説の場所です。ホートゥ(鳩)ガー(泉)というのが名前の由来だそうです。昔、日照り続きで水が無かった時、鳩だけがいつも羽を濡らして来るのを不思議に思った島の人たちが、鳩が降り立った所を掘り下げて発見した水源と言われ、長い間、津堅島の重要な水源として使われてきました。ここには小さな祠があり、御神体は鍾乳石なのですが、丁度、男女が抱き合っている格好をしているので、子孫繁栄の神として崇められているそうです。島の人たちにとっては聖域ですので、畏敬の念を持って訪れたいものです。 |
ここから見る海は、透明感があってとてもきれいです。何もないのがよく、のんびりとした時間が過ぎていました。もちろんベンチもニンジンでした。
|
ニンジン展望台
津堅島にふさわしく、ニンジンの形をした展望台で、眼下にトマイ浜を見下ろせ、内陸側には、一面のニンジン畑と集落が見渡せます。ニンジン展望台は 沖縄コミュニティ・アイランド事業として1995年度から始まった、津堅島の「キャロット愛ランド」整備事業の一環で、島の高台に名産物のニンジンをかたどった展望台を建設したそうです。
|