渡名喜島

U 水上運動会

 7月1日、今年で89回といわれる「水上運動会」を撮影するために渡名喜島へ行って来ました。1919年から続いている、島の伝統行事で、島外で暮らしている方々も大勢参加して、それこそ島を挙げての水上大運動会でした。アガリ浜で、朝の満潮時に合わせて、午前8時に競技が開始され、さまざまな種目に熱中していました。真っ黒に日焼けした体に、キラキラと輝いた子どもたちの目が、とても印象的でした。
  報道陣のカメラや、テレビカメラが列をなし、取材攻勢がすごかったです。特にNHKは、水中ビデオカメラの重器材や、ヘリまで飛ばして空撮をするなど、力の入れ方が窺えました。8月15日に全国ネットで番組として放映されるそうです。
  前日に島に行きましたので、昼の干潮時を見計らってスノーケリングをしてきました。サンゴは、数年前の白化現象でほとんど壊滅状態でしたが、少しずつ、若いサンゴが復活の兆しを見せていました。魚類は、種類、数とも圧倒されるくらいいて、撮影している周りを魚たちに取り囲まれるくらいでした。地球温暖化を、人類の知恵でなんとか押さえて、このちゅら海が後世に残されることを願わずにはおれませんでした。


入砂島(いりすなじま)


村道1号線


サンゴの石垣


シーサー
 

アンジェラ浜


久米ライン


伝統的建造物


シーサー


水上運動会










開会式












アオブダイ


ヘラルドヤッコ


イロブダイ幼魚


キンセンイシモチ


モンガラカワハギ他


魚群


イバラカンザシ


カンムリベラ幼魚


ミノカサゴ


ルリスズメダイ