ゼニゴケシダ（銭苔羊歯）
Didymoglossum tahitense
２０１３．０７．３０ 西表島
２０１３．０７．３０ 西表島
２０１５．１０．２０ 国頭村
２０１５．１０．２０ 国頭村
| 渓流沿いの岩上や樹幹に着生する小型で常緑のシダ。根茎は細く、濃褐色の毛が密生し、横に這い、所々から葉を出す。葉柄は無く、葉は根茎に楯状につき、円形でほぼ全縁。根は発達しない。葉の裏全体で岩などに密着している。若いときは淡い緑で、後に暗緑色でやや厚くなる。胞子嚢群は葉の縁の葉脈の先端に付き、包膜は長さ約1.5cmのコップ状で、葉の縁から伸び出して上を向き、先端が大きく広がる。 名前の由来はゼニゴケに似たシダだから。 |
