チャセンシダ科 チャセンシダ属

ヤエヤマオオタニワタリ

Asplenium setoi

ヤエヤマオオタニワタリ
2012.07.08 西表島


ヤエヤマオオタニワタリ
2012.07.08 西表島


ヤエヤマオオタニワタリ
2012.07.08 西表島


ヤエヤマオオタニワタリ
2012.07.08 西表島



低地〜山地の樹幹や岩上に付着して生育する常緑の着生シダ。谷沿いの陰湿な場所に多く生育する。中肋の部分が丸ではなくやや丸みのある三角で著しく盛り上がる。胞子嚢群の長さは葉軸と葉縁の中間より外に伸びない。新芽は食用とされる。これまで八重山諸島にはシマオオタニワタリ A.nidus とリュウキュウトリノスシダ A.australasicum が分布するとされていたが、分類が再検討され、八重山諸島に分布するのは本種のみであると1999年に変更された。