タカワラビ科 タカワラビ属

タカワラビ

Cibotium barometz

タカワラビ タカワラビ
2012.09.23 名護市


タカワラビ
2012.09.23 名護市


タカワラビ
2012.09.23 名護市



山林の渓流や湿った場所に生育する大型の常緑多年生シダ植物。根茎は長く匍匐し、葉柄の基部とともに黄色の毛を密生する。よく発育した葉では、葉柄だけで長さ2mに達する。葉柄は緑色、黄色い毛が密に付く。葉身は3回羽状複生、葉の裏は粉白。胞子嚢群は裂片の基部について、葉の下面に屈曲し、二枚貝状の包膜に包まれる。
東アジアの熱帯から亜熱帯に分布し、日本では奄美諸島以南に分布する。