シノブ科 キクシノブ属

シマキクシノブ(島菊忍)

Pachypleuria vestita

シマキクシノブ
2013.07.30 西表島


シマキクシノブ
2013.07.30 西表島


シマキクシノブ
2013.07.30 西表島


シマキクシノブ
2013.07.30 西表島




山中の沢沿いの岩上、樹幹に着生する小型で常緑性シダ。根茎は長く匍匐し、径約2oで密に鱗片を付ける。身は三角状長楕円形で、2〜3回羽状深裂し、15〜20cm。葉柄は細く、葉身と同長、又はやや長い。キクシノブよりも葉の切れ込みが若干深く、とくに最下羽片の下向き第一小羽片ではシマキクシノブは深裂する。胞子嚢群は羽片の辺縁に付き、包膜は円形で径1o程。
分布:九州(奄美大島以南)〜沖縄、台湾、マレーシア