ヒメシダ科 ヒメシダ属

クシノハシダ

Thelypteris jaculosa

クシノハシダ クシノハシダ
2012.04.30 沖縄島北部


クシノハシダ
2012.04.30 沖縄島北部


クシノハシダ
2012.04.30 沖縄島北部


クシノハシダ
2012.04.30 沖縄島北部


クシノハシダ
2012.04.30 沖縄島北部



林縁や湿った渓流近くに生える常緑性のシダ。根茎は這い、葉をやや疎らにつける。葉身は1回羽状の長さ60〜120cm、幅20〜30cmの広披針形で鋭頭。下部の1〜4対の羽片は急に短くなり、耳状となる。羽片の辺縁は切れ込み、基部は広いくさび型で無柄。列片の先端が切り形でナタで切りそろえた様に見える事からこの名前がついた。胞子嚢群は中肋と葉縁の中間に位置し、有毛の円腎形の包膜で覆われる。
県内の分布は沖縄島北部、石垣島、西表島。
沖縄県カテゴリー:準絶滅危惧