イノモトソウ科 イノモトソウ属

イノモトソウ(井の元草)

Pteris multifida

イノモトソウ
2014.07.29 伊平屋島


イノモトソウ
2014.07.29 伊平屋島


イノモトソウ
2014.07.29 伊平屋島


イノモトソウ
2014.07.29 伊平屋島



【特  徴】根茎は短く這い、黒褐色の鱗片をつける。葉は叢生し、胞子葉と栄養葉の2形がある。栄養葉で長さ15cm、胞子葉では60cmに達する。栄養葉では粗い鋸歯があるが、胞子葉では滑らか。栄養葉、胞子葉とも上部の羽片の基部が中軸に流れ顕著な翼となる。胞子葉は葉柄と葉身がほぼ同長。葉柄は細くて硬く、針金状で、黒みを帯びる。ソーラスは羽片の辺縁に沿って長く付き、辺縁が反転する。
名前の由来は井戸の脇などに生えることから。

【生育環境】湿った石垣、路傍、山地の林縁
【分   布】東北以南の本州から沖縄
【開花時期】
【カテゴリ-】