メシダ科 ノコギリシダ属

イブダケキノボリシダ(ノコギリキノボリシダ)

Diplazium crassiusculum

イブダケキノボリシダ    イブダケキノボリシダ
2017.07.03 国頭村

イブダケキノボリシダ    イブダケキノボリシダ
2017.07.03 国頭村

イブダケキノボリシダ    イブダケキノボリシダ
2017.07.03 国頭村                               2017.11.16 国頭村



山地の湿った斜面に生える常緑の多年草。根茎は短く這い、葉を束生する。葉柄は長さ20〜50cm。基部には線形で辺縁に小突起があり、黒褐色。葉は頂羽片と2対程の側羽片からなり、側羽片は披針形〜長楕円状披針形で、長さ12〜24cm、幅4〜5cm。頂羽片の基部は左右非対称形。羽片の鋸歯が粗く、葉質もやや薄く硬い。胞子嚢群は線形で、中肋よりに付く。胞膜は全縁。
屋久島、沖縄島北部、西表島に分布。
準絶滅危惧(NT)