ヤマモモ科 ヤマモモ属

ヤマモモ(山桃)

Myrica rubra 

 ヤマモモ ヤマモモ
2007.05.20 国頭村

ヤマモモ ヤマモモ
2009.03.11 雌花 国頭村                               

ヤマモモ ヤマモモ
2012.03.25 雄花 国頭村

ヤマモモ   ヤマモモ
2012.03.25 雄花 国頭村                                 2015.05.17 国頭村

ヤマモモ     ヤマモモ
2015.05.17 国頭村                                 2015.05.30 国頭村


【特  徴】10〜20m程の常緑高木。幹は太くなると灰白色の樹皮に覆われ、多数の楕円形の皮目を持つ。葉は革質の艶のない深緑で、10cm前後の長楕円形〜倒卵形をしており、密に互生し、多くは枝先に束生する。成木では葉は滑らかな縁(全縁)だが、若木では不規則な鋸歯が出ることが多い。葉柄は5〜10o程度と短い。雌雄異株で、数珠つなぎに小さな赤色の目立たない花をつける。5月ごろに黒赤色の実を結ぶ。果実はほぼ球形で暗赤色、表面に粒状突起を密生する。甘酸っぱくて美味しい。
 泡盛に2ヶ月ほど漬けると、鮮やかな赤色のヤマモモ酒ができる。

【生育環境】低山の乾燥した場所
【分  布】関東、福井県〜南西部、四国、九州、琉球列島、台湾、中国、フィリピン
【開花時期】2〜3月
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