ミズキ科 ヤマボウシ属

ヤエヤマヤマボウシ(八重山山法師)

Cornus hongkongensis Hemsl

ヤエヤマヤマボウシ     ヤエヤマヤマボウシ
2013.07.29 西表島

ヤエヤマヤマボウシ
2013.07.29 西表島

ヤエヤマヤマボウシ    ヤエヤマヤマボウシ
2014.03.16 石垣島                                2014.07.26 西表島

ヤエヤマヤマボウシ
2014.07.26 西表島

ヤエヤマヤマボウシ
2014.07.26 西表島


【特  徴】樹高5〜10m程の落葉高木。葉は枝先に対生し、葉身は楕円形で長さ5〜12cm。やや全縁で波打つ。枝先に長い柄を伸ばし、頭状花序を付ける。花序の基部にある総苞は大形で総苞片は4枚、へら形で長さ約2cm、白い花弁のように見える。緑黄色の小さな花を密集させる。果実は黄熟し、萼筒は肥厚して互いに合着し、球形の集合果となる。

【生育環境】山地の自然林、林縁
【分  布】石垣島、西表島、中国南部  分布域の北限で、国内唯一の産地
【開花時期】4〜5月
【カテゴリ-】絶滅危惧TA類