シキミ科 シキミ属

ヤエヤマシキミ(八重山樒)

Illicium tashiroi Maxim

ヤエヤマシキミ ヤエヤマシキミ
2012.02.05 西表島

ヤエヤマシキミ        ヤエヤマシキミ
2012.02.05 西表島                                       2014.01.12 石垣島

ヤエヤマシキミ ヤエヤマシキミ
2014.01.12 石垣島



【特  徴】樹高2〜5mの常緑小高木。葉は互生し、倒卵状楕円形〜長楕円形で先は尖る。単葉の全縁で薄い革質の長さ4〜12p、幅1.5p〜4p。葉先は急鋭頭で両面無毛。葉腋から花柄を出し、花の直径は2〜3pで、白色。花びらは約15枚程の淡黄色で細長く、ややねじれたようになる。果実は、袋果が集まった集合果。葉や枝はよい香りがする。   全体が有毒で、特に果実は猛毒である。

【生育環境】山地の樹林内、林縁
【分  布】石垣島、西表島、台湾
【開花時期】2〜3月
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