マメ科 ネムノキ属

ヤエヤマネムノキ(八重山合歓木)

Albizia retusa Bentham

ヤエヤマネムノキ ヤエヤマネムノキ
2012.06.28 沖縄島北部

ヤエヤマネムノキ        ヤエヤマネムノキ
2012.06.28 沖縄島北部

ヤエヤマネムノキ ヤエヤマネムノキ
2012.06.28 沖縄島北部

ヤエヤマネムノキ
2015.07.30 石垣島

ヤエヤマネムノキ
2015.07.30 石垣島

ヤエヤマネムノキ
2017.06.25 名護市

ヤエヤマネムノキ
2017.06.25 名護市

ヤエヤマネムノキ
2017.06.25 名護市

ヤエヤマネムノキ
2017.06.25 名護市


【特  徴】樹高10〜15m程になる落葉高木。太い枝が斜めに伸びて逆三角形の樹形になる。葉は、長さ25p程の2回偶数羽状複葉で、羽片は対生し、羽片には4〜8対の小葉が対生して付く。小葉は無毛の卵状楕円形〜倒卵形で、先端が円く、長さ2〜4cm、幅1〜2cm程。裏面は緑白色を帯びる。雌雄同株。花は、枝の先に10〜20個の花が頭状に集まり、円錐状の花序を作る。花の色は雄しべの色で、淡紅色〜桃紅色。柄があり、5枚の花弁が合着して筒状の花冠になり、多数の長い糸状の雄しべと1本の雌しべとが花冠から跳び出す。花は夕方から開く。果実は豆果で、広線形の扁平。十数個の種子が入る。秋に黄褐色に熟すと裂開して種子を出す。

【生育環境】海岸線に近い低地
【分  布】沖縄島、石垣島、内離島、嘉弥真島、小浜島、西表島、台湾、タイ、マレーシア、ミクロネシア、カロリン、ニューヘブリデス、オーストラリア北部   沖縄島では北部の海岸付近に数本生えているのみ
【開花時期】5〜8月
【カテゴリ-】絶滅危惧TB類