キク科 ツルハグマ属

ヤエヤマコウゾリナ(八重山髪剃菜)

Blumea lacera

ヤエヤマコウゾリナ ヤエヤマコウゾリナ
2007.02.17 西表島                                    2009.02.21 東村

ヤエヤマコウゾリナ   ヤエヤマコウゾリナ
      2009.02.21 東村



【特  徴】草丈50〜80pの一年草。茎はやや紫色を帯び、直立して上部でよく分枝し、全体に柔らかい毛がある。葉は倒披針形〜長楕円形で互生し、長さ7〜11p、幅3〜5p。先は円く、縁は不整歯牙縁又は欠刻状鋸歯縁で、鈍頭。裏面には柔らかい毛がある。茎葉は上のほうにいくに従い小さくなる。花は茎の先に円錐状または偽穂状に多数つき、鐘形、黄色で長さ約1p、総苞の外片は紫色となる。両性花と雌花がある。

【生育環境】日当たりのよい林縁の荒地、道端
【分  布】九州(奄美大島)、琉球列島、台湾、中国南部、インド、東南アジア
【開花時期】2〜5月
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